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◆第5回市民フォーラム
<フォーラム開催概要> ※詳細はチラシを参照
テーマ:「どうする!?『武蔵』」
日時:平成16年2月29日(日)、13:00〜16:00
場所:金沢市文化ホール 2階 大集会室
参加者数:105人
<フォーラム関連資料>
□チラシ(PDF、590KB)
□提案の概要(PDF、328KB)
□基準情報(PDF、1,397KB)
□青組(住みたくなるまち)の提案(PDF、1,145KB)
□赤組(行きたくなるまち)の提案(PDF、1,967KB)
<フォーラムの様子>
第5回目のK.CAT市民フォーラムでは、「どうする!?『武蔵』」をテーマに、交通利便性に優れる一方、近年では居住人口の減少や商業面で停滞している武蔵地区の今後のあり方について、定住人口の増加を図る「住みたくなるまち組」、商業を充実させ、賑わい創出を図る「行きたくなるまち組」に分かれて提案を発表し、ディベート形式でディスカッションを行いました。
1.高山先生(コーディネーター)あいさつ、武蔵の基準情報紹介 K.CAT代表である金沢大学大学院の高山純一教授より、開会の挨拶。 今回は、武蔵地区に焦点を絞って、「行きたくなるまち」にするにはどうしたらよいか、「住みたくなるまち」にするにはどうしたらよいかという提案を2チームに分かれて行う旨が説明されました。 また事務局より武蔵を取り巻く現状や武蔵の"強み”、"弱み”などが紹介されました。 |
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2.青組(住みたくなるまち)の発表 まずは、青組が「一生住みたい!住めるまち」、「スローライフを満喫できるまち」と題し、提案内容を発表。発表時間は10分。 青組のメンバーは、木谷弘司氏・田島乗彦氏・真田外茂子氏の3名。 青組は、居住環境の提案として@武蔵カンパニー、A多様な住宅の実現、B地域通貨の導入、C商業対策、D交差点のスクランブル化などの交通対策、Eスローライフ商店街などの施設整備等が提案されました(詳しくはこちら)。 |
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3.赤組(行きたくなるまち)の発表 続いて、赤組が「武蔵を楽しむ人『武蔵人』が出会うまち」、「四百年後も出会い続ける武蔵をめざして」と題し、提案内容を発表。発表時間は同じく10分。 赤組のメンバーは、北原良彦氏・萩原扶未子氏・上野照明氏の3名。 赤組は、「魅力を高める5つの戦略」として@いつか往く道横安江町、A武蔵座ビルヂング、B大人の隠れ家ふくろう通り、Cこだわりの逸品尾張町、D大人が習う武蔵人教室を挙げた他、駐車場を知ってもらうなどの「気やすくする交通戦略」、武蔵四百年会などの「知ってもらう情報戦略」が提案されました(詳しくはこちら)。 |
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4.参加者投票(1回目) 両組の発表を終えた段階で、会場の参加者に事前配布した青・赤の投票札を回収BOX内に投じていただきました。 発表を聞いた時点では、赤組(行きたくなるまち)44票に対して、青組(住みたくなるまち)が61票と、若干青組がリードする結果となりました。 |
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5.ディスカッション 両組の発表に対し、評価委員とコメンテーターが質問し、提案内容に対するディスカッションが行われました。 評価委員は、宮本秀夫氏(武蔵活性化協議会会長)、山岸淑子氏(竪町商店街化粧品店経営者)、坂本英之氏(金沢美術工芸大学教授)の3名が、コメンテーターは山内正彦氏(国土交通省金沢河川国道事務所長)が担当されました。 両組の提案に対し、鋭い視点での質疑応答が行われました。 |
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6.参加者投票(2回目)・評価委員投票 参加者及び評価委員による最終的な投票が行われました。 提案内容に加えて、評価委員や会場との質疑応答の結果、どちらの組の提案が優れていたかが明らかになります。 さて、どちらの組が「いいまち『武蔵』大賞」の栄冠をつかんだのでしょうか? |
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7.結果発表・総評 投票の結果、評価委員等は3名が青組(住みたくなるまち)を支持、会場参加者は1回目投票から逆転して青組(住みたくなるまち)の33票に対して赤組(行きたくなるまち組)が50票となったものの、評価委員とフロアの合計得点により青組が「いいまち『武蔵』大賞」の栄冠を手にしました。 総評として青組は、「武蔵カンパニー」をいかにうまく実現できるかがポイントであり、また他の地区で実現化しているような提案をいかに武蔵流にアレンジすることができるかということが挙げられました。 一方赤組は、武蔵地区だからこそ成り立つ提案となっており魅力的だが、何が一番重要かという順序立てが必要であるということが挙げられました。 |
第5回市民フォーラムは、約100人の参加者があり、とても有意義で活気あるフォーラムとなりました。
今回の提案が武蔵地区の活性化、魅力向上に活かされれば幸いです。。
これからも大胆かつユニークな視点で、金沢のまちづくりについて提案をしていきたいと思います。
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