金沢の都市と交通を考える会(K.CAT)

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◆第10回市民フォーラム

<フォーラム開催概要> ※詳細はチラシを参照

 テーマ:「これからの金沢の都市と交通を考える」−K.CAT 10年の歩み−
 日時:平成21年3月20日(金・祝)、13:30〜16:00
 場所:アートシアターいしかわ ホール(ラブロ片町7階)
 参加者数:103人

<フォーラム関連資料>

 □チラシ(PDF、886KB)
 □K.CATの歩み(PDF、143KB)
 □これまでのK.CATの提案(PDF、1,776KB)
 □第10回フォーラム要旨(PDF、238KB)

 □参加者アンケート結果(PDF、29KB)

<フォーラムの様子>

 第10回目を迎えたK.CAT市民フォーラムでは、「これからの金沢の都市と交通を考える」をテーマに、10周年を迎えたK.CATフォーラムのこれまでの提案を振り返りながら、これからの金沢の都市と交通について、より議論を深めるディスカッションが開催されました。

1.高山先生(コーディネーター)あいさつ
 K.CAT代表である金沢大学大学院の高山純一教授より、開会の挨拶。K.CATフォーラムも今回で10回目を迎え、K.CAT発足までの経緯について説明され、続いて今回は10回目の節目ということもあり、これまでの過去9回のフォーラムを振り返り、総括をした上で「これからの金沢の都市と交通について考える」をテーマに開催することが説明されました。
 今回は開催が3月で学生が春休み期間で情報が伝わらないということもあり、例年より参加者が少なくなりましたが、会場には約100人の参加者が集まりました。
2.これまでの提案の発表
 K.CATメンバーである大家弘聡氏・吉田真由美氏の2名によりこれまでの提案の発表が行われました。
 まず近年の金沢市の推移について、中心市街地の空洞化や高齢化、交通機関分担率の推移、市街地の郊外化等について説明されました。
 それからK.CATフォーラム第1回〜第9回までの提案の内容等について説明されました。(詳しくはこちら)。
3.ディスカッション
 これまでの提案をふまえ、これからの金沢の都市と交通をテーマに、パネリストとコメンテーターによるディスカッションが行われました。
 パネリストは、沖伊知郎氏(株式会社日本政策投資銀行北陸支店次長)、八重澤美知子氏(金沢大学留学センター教授)、木谷弘司氏(K.CATメンバー)、青海万里子氏(K.CATメンバー)の5名が、コメンテーターは蓮見有敏氏(国土交通省金沢河川国道事務所長)が担当されました。これまでの提案、これからの金沢に対し、鋭い視点での意見交換が行われるとともに、会場からも意見・質問をいただきました。
4.総括
 これからのまちづくり・交通政策等を考える上で大事になるのは「安全・安心」や「経済性・利便性」といった視点が欠かせないわけですが、すべてに満足する答えを導き出すのは難しいと考えられます。
 また今後は定住人口が減少するものと思われ、いかにして交流人口を増やすかが大事になってきます。金沢の歴史や文化をうまくPRすることが必要であり、それが自分たちの誇りになり、金沢に住んでいる人にとっても満足が得られるのではと考えられます。
 それから北陸新幹線の開通等を踏まえ、金沢だけでまちづくりを考えるのではなく、富山や福井と一体となって北陸地域のまちづくりを進めていくことが必要だと考えられます。

第10回市民フォーラムは、多くの市民の方々にご参加いただき、とても活気あるものとなりました。
今回、節目の10回目を迎えたK.CATの活動が、金沢に根付いてきているように感じています。
これからも大胆かつユニークな視点で、金沢のまちづくりについて提案をしていきたいと思います。
これからのK.CATの活動にご期待ください!
平成22年2月に開催予定の「第11回市民フォーラム」にぜひご参加くださいますようお願い致します。

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