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◆第6回市民フォーラム
<フォーラム開催概要> ※詳細はチラシを参照
テーマ:「街めぐり あなたはどっち!? バスvsチャリ」
日時:平成17年2月27日(日)、13:00〜16:00
場所:金沢市文化ホール 2階 大集会室
参加者数:117人
<フォーラム関連資料>
□チラシ(PDF、619KB)
□提案の概要(PDF、382KB)
□チャリ組(青組)の提案(PDF、1,377KB)
□バス組(赤組)の提案(PDF、1,230KB)
<フォーラムの様子>
第6回目のK.CAT市民フォーラムでは、「街めぐり あなたはどっち? バスvsチャリ」をテーマに、観光客が金沢のまちなかを回遊する際の移動手段と楽しみ方について、バス組(バス利用+歩行)、チャリ組(自転車利用+歩行)に分かれて既存のシステムなどを活用する工夫や改善提案、新しいアイデア等を盛り込んだ街めぐりプランを発表し、ディベート形式でディスカッションを行いました。
1.高山先生(コーディネーター)あいさつ K.CAT代表である金沢大学大学院の高山純一教授より、開会の挨拶。 今回は、初めて金沢へ訪れた少人数の観光客グループが金沢のまちなかを回遊するのにバスと自転車のどちらを利用した方が便利で楽しいかという提案を2チームに分かれて行う旨が説明されました。 |
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2.チャリ組(青組)の発表 まずは、チャリ組が「五感で味わう金沢路地裏めぐり」と題し、提案内容を発表。発表時間は10分。 チャリ組のメンバーは、大家弘聡氏・北原良彦氏・清水潤子氏の3名。 チャリ組は、バスに比べて環境面、健康面、経済面でメリットがあること、まちなかは道が細く、一方通行が多いためチャリの方が移動しやすいことを踏まえ、バス等が通っていない裏通りに多くある隠れた名店、老舗などを回る路地裏めぐりプラン、そして楽チャリシステム(チャリナビ・きまっしステーション・チャリステーション)や自転車走行環境の改善についての提案が行われました(詳しくはこちら)。 |
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3.バス組(赤組)の発表 続いて、バス組が「"ふらっと”一周"おんぼら〜ど”金沢」と題し、提案内容を発表。発表時間は同じく10分。 バス組のメンバーは、萩原扶未子氏・木谷弘司氏・宮本秀夫氏の3名。赤組ということで、萩原氏は赤のジャケット、木谷氏と宮本氏は赤のネクタイを着用して気合十分! バス組は、チャリに比べて老若男女を問わず、天候や坂道、距離も気にせずに快適に楽しめることを踏まえ、周遊バス、コミュニティバス、路線バスを活用した「ふらっと一周ルート」、「おんぼら〜とルート」の設定、そしてバスの共通フリーパスやバスにまいどさんも同乗してもらうプランやバスの旅を快適にするための4つの改善案の提案を行いました(詳しくはこちら)。 |
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4.参加者投票(1回目) 両組の発表を終えた段階で、会場の参加者に、ファーストインプレッションを手元の色カードで示してもらうとともに、事前配布した青・赤の投票札を回収BOX内に投じていただきました。 発表を聞いた時点では、チャリ組36票に対して、バス組が49票と、若干バス組がリードする結果となりました。 |
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5.ディスカッション 両組の発表に対し、評価委員とコメンテーターが質問し、提案内容に対するディスカッションが行われました。 評価委員は、田仲文郎氏(JR西日本金沢支店次長)、山北昭氏(JTB金沢支店長)、奥田孝子氏(観光ボランティアガイドまいどさん)の3名が、コメンテーターは平賀和文氏(国土交通省金沢河川国道事務所副所長)が担当されました。 両組の提案に対し、鋭い視点での質疑応答が行われました。 |
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6.参加者投票(2回目)・評価委員投票 参加者及び評価委員による最終的な投票が行われました。 提案内容に加えて、評価委員や会場との質疑応答の結果、どちらの組の提案が優れていたかが明らかになります。 さて、どちらの組が「金沢街めぐり大賞」の栄冠をつかんだのでしょうか? |
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7.結果発表・総評 投票の結果、評価委員の2名が「バス組」を支持、1名が「チャリ組」とし、会場参加者はチャリ組の21票に対してバス組が57票と圧倒的に上回り、バス組が第1回目投票結果から更に差を広げて「金沢街めぐり大賞」の栄冠を手にしました。 バス組は、まいどさんや周遊バス、バスく〜る等の既存のシステムを活用することによる実現可能性の高さや、より利用者の快適性が向上し、魅力的になるサービスや設備等を提案したのが勝因となりました。 一方、チャリ組は、バス組に比べて天候に左右される点、自転車道の整備の必要性等、安全面での問題、実現可能性が敗因となりました。 勝敗はともかく、今回の提案が今後の金沢の交通環境向上に活かされれば幸いです。 |
第6回市民フォーラムは、約100人の参加者があり、とても有意義で活気あるフォーラムとなりました。
金沢を観光する上での足となるバスと自転車を活用するための現状と課題を再認識することができました。
これからも大胆かつユニークな視点で、金沢のまちづくりについて提案をしていきたいと思います。
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