金沢の都市と交通を考える会(K.CAT)

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◆第12回市民フォーラム

<フォーラム開催概要> ※詳細はチラシを参照

 テーマ:「北陸新幹線金沢開業後における北陸地域連携を考える」
 日時:平成23年10月29日(土)13:30〜16:00
 場所:アートシアターいしかわ ホール(ラブロ片町7階)
 参加者数:111人

<フォーラム関連資料>

 □チラシ(PDF、717KB)
 □フォーラムの流れ・出演者プロフィール(PDF、240KB)
 □北陸連携観光プランの提案(PDF、950KB)

<フォーラムの様子>

 第12回目を迎えたK.CAT市民フォーラムでは、「北陸新幹線金沢開業後における北陸地域連携を考える」をテーマに、「観光」を切り口として、福井、石川、富山の地域連携のあり方について議論しました。

1.北陸連携観光プランの提案
 北陸地域の連携を考えるための話題提供として、K.CATメンバーが5チームに分かれて、3県をめぐる観光プランを発表しました。

【5つのプラン】
 A:北陸の祭り・イベントをめぐる旅 (発表:埒正浩)
 B:北陸の食と農めぐり (発表:北原良彦)
 C:北陸の山岳信仰(白山・立山)のルーツを訪ねて (発表:西村光)
 D:日本海・北陸の自然を満喫するドライブツアー (発表:鈴木邦夫)
 E:公共交通とクーポンで巡る北陸州の旅 (発表:不破正人)

【提案の前提条件】
 ・北陸新幹線が金沢まで開業した2015年を想定すること
 ・首都圏からの2泊3日の旅としてプランを組むこと
 ・交通手段を含めて提案し、北陸新幹線を1回以上利用すること
 ・テーマ、ターゲット、旅費は各案で設定して提示すること
2.観光プランの投票
 5つの観光プランを聞いて、「首都圏の人にぜひ勧めたいと思ったもの」、「北陸一体となってアピールできているもの」という視点で、1番良いと思った案と2番目に良いと思った案に、参加者の皆様に投票していただきました。
 その結果、「E:公共交通とクーポンで巡る北陸州の旅」が最も高い評価をいただきました。
3.パネルディスカッション
 観光プランの発表を踏まえ、パネルディスカッションでは、川上洋司氏(福井大学教授、福井地域環境研究会(REF))、長尾治明氏(富山国際大学教授)をパネリストとして、大寺伸幸氏(国土交通省北陸地方整備局企画部長)にコメンテーターとして参加していただき、K.CATの高山純一代表(金沢大学教授)がコーディネーターとなって進行しました。
 観光プランの提案に対しての感想、3県の地域連携で不足している点、新幹線開業後に地域連携を進めるための方策などについて、意見交換を行いました。
4.総括
 今回、5つの観光プランの提案がありましたが、どれも詰め込みすぎたプランとなっているので、もう少しゆとりのあるものが現実的であり、着地型・体験型プランを強めに打ち出した方が魅力的なプランになると考えられます。
 北陸三県で地域連携を進める上で重要なのは、もっと広域的な連携ができるような仕組みづくりです。その一つとして情報連携を進めていくことが必要で、特に口コミが大事であり、ガイドさんの交流などが一つの方策として考えられます。
 また、5年、10年、30年という長期での地域戦略、観光戦略が必要であり、その点では北陸新幹線の開業を生かすために、二次交通をいかにサポートできるかが重要だと考えられます(共通パス、レンタカーの乗り捨てシステムなど)。
 そして最後に何よりも、おもてなし、ホスピタリティが一番大事だと思います。もう一度来てみたい、人に勧めたいと思われるためには、「ほんものの魅力」をいかに掘り出してPRしていくかがポイントかと思います。

第12回市民フォーラムは、金沢市民をはじめ、富山や福井など県外からもご参加いただき、とても活気あるものとなりました。
これからも大胆かつユニークな視点で、北陸や金沢のまちづくりについて提案をしていきたいと思います。
これからのK.CATの活動にご期待ください!

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