金沢の都市と交通を考える会(K.CAT)

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◆第4回市民フォーラム

<フォーラム開催概要> ※詳細はチラシを参照

 テーマ:「金沢の歩きたくなるまちづくり 〜あなたが歩きたくなるまちはどんなまちですか?〜」
 日時:平成14年12月8日(日)、13:00〜16:00
 場所:金沢市文化ホール 2階 大集会室
 参加者数:125人

<フォーラム関連資料>

 □チラシ(PDF、125KB)
 □提案の概要(PDF、188KB)
 □青組(目標設定まちづくり誘導型)の提案(PDF、259KB)
 □黄組(スクラップ&リサイクル・ビルド型)の提案(PDF、186KB)
 □赤組(オーソドックスなストック活用型)の提案(PDF、325KB)

<フォーラムの様子>

 第4回目のK.CAT市民フォーラムでは、自動車中心型の社会により歩行者が減少傾向にあり、賑わいや活力が失われつつある都心部において「金沢の歩きたくなるまちづくり」をテーマに、「目標設定まちづくり誘導型」、「スクラップ&リサイクル・ビルド型」、「オーソドックスなストック活用型」の3つのグループに分かれて歩行者を増加させるための魅力的なまちづくりの提案を行いました。

1.高山先生(コーディネーター)あいさつ、金沢都心部の基準情報紹介
 K.CAT代表である金沢大学大学院の高山純一教授より、開会の挨拶。
 今回は、「金沢の歩きたくなるまちづくり」をテーマに、過去3回のフォーラムで行っていたディベート形式をやめて、3グループに分かれて提案型のフォーラムを行う旨が説明されました。
 また事務局より金沢のまちの現状認識として、@金沢の都市と交通の現況、A市民意識、B写真で見る金沢の現況が紹介されました。
2.青組(目標設定まちづくり誘導型)の発表
 まずは、青組が「水と緑に囲まれたエコシティの実現」と題し、提案内容を発表。発表時間は10分。
 青組代表は、池上貞純氏・青海万里子氏の2名。
 青組は、「エコを最重視し、歴史文化と融合した、職・住・商近接型のセントラルシティの創造」をコンセプトに、@武蔵・片町間の国道を「緑に溢れた雨天対応型の動く歩道と自転車・歩行者専用道」衣更え(トランジットモール化)、住宅区と繁華街を結ぶトリムバスを導入する案などが提案されました(詳しくはこちら)。
3.黄組(スクラップ&リサイクル・ビルド型)の発表
 次に、黄組が「5タウンから始める迷宮のまちづくり」と題し、提案内容を発表。発表時間は同じく10分。
 黄組代表は、木谷弘司氏・山岸淑子氏の2名。
 黄組は、「戦略的拠点開発と、順次増殖する迷路に彩られた商(show)空間による、いつも好奇心をくすぐる迷宮のまちづくり」をコンセプトに、プレーゴの増殖(駐車場からの転換)、むさし地区でスカイウォークの設置、再開発バスターミナル・バスベイの新設などの案が提案されました(詳しくはこちら)。
4.赤組(オーソドックスなストック活用型)の発表
 続いて、赤組が「ゆったり金沢」と題し、提案内容を発表。発表時間は同じく10分。
 赤組代表は、北原良彦氏・清水潤子氏の2名。
 赤組は、「ゆったりした生活がおくれる、21世紀型都市生活のモデル地区の創造」をコンセプトに、長町地区をあんしん居住モデル地区として整備、ベンチなど100の休憩スポットをつくる「ムサシ100憩」、全天候全人類型歩行支援システム「金沢チューブ」の導入などが提案されました(詳しくはこちら)。
5.参加者投票(1回目)
 両組の発表を終えた段階で、会場の参加者に事前配布した青・赤・黄の投票札を回収BOX内に投じていただきました。
 
6.ディスカッション
 3組の発表に対し、評価委員とコメンテーターが質問し、提案内容に対するディスカッションが行われました。
 評価委員は、坂本英之氏(金沢美術工芸大学助教授)、萩原扶未子(株式会社ジー・アンド・エス代表取締役)、谷口昌宏氏(株式会社オフィス・タニグチ取締役社長)の3名が、コメンテーターは神長耕二氏(国土交通省北陸地方整備局金沢工事事務所長)が担当されました。
 3組の提案に対し、鋭い視点での質疑応答が行われました。
7.参加者投票(2回目)・評価委員投票
 参加者及び評価委員による最終的な投票が行われました。
 提案内容に加えて、評価委員や会場との質疑応答の結果、どの組の提案が優れていたかが明らかになります。
 さて、どの組が「グッドデザイン賞」の栄冠をつかんだのでしょうか?
8.結果発表・総評
 投票の結果、評価委員3名がそれぞれ違う組に1番高い点をつけるという非常に面白い結果となりましたが、会場参加者の投票も含めた総得点で青組が44点、黄組が39点、赤組が37点となり、青組が「グッドデザイン賞」の栄冠を手にしました。
 今回はどの組も非常に拮抗しており、3組の案のいいところを集めて、うまくまとめていければと思います。

第4回市民フォーラムは、参加型授業ということで金沢大学の学生が多く、一般参加者等と含めて125人の参加者があり、とても有意義で活気あるフォーラムとなりました。
今回の提案が金沢のまちなかの賑わい向上、歩行者増加に活かされれば幸いです。
これからも大胆かつユニークな視点で、金沢のまちづくりについて提案をしていきたいと思います。

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